キッチン-ごみ箱について

処理機を利用する

生活をしていると必ず発生するゴミですが、きちんと処理をしていないと、みるみるうちに室内の衛生状態が悪くなっていってしまいます。

夏場の暑い時期などは生ゴミをそのまま放置していると腐敗が進行し嫌な臭いが発生したり、コバエやゴキブリなどの害虫を呼び寄せてしまうものです。
特に小さな子供のいる家庭などでは臭いや衛生状態は気になるものなので、できることなら常に衛生を保てるようにごみ処理をしていきたいところでしょう。

そこで適切にごみ処理をしていくためにおすすめになるのが、家電製品として販売されている生ごみ処理機です。

生ごみ処理機はパナソニックなど大手電気メーカーから製品が販売されていますが、その構造は「熱処理型」「バイオ処理型」「ハイブリッド型」の三種類があります。
いずれにしても、生ごみ処理機を使用することにより家庭で出た生ゴミを肥料として使用できる状態に加工をすることができますので、地球環境にもプラスとなるメリットがあります。

生ゴミ処理機は購入金額で見ると、最も人気のあるパナソニックの「生ゴミリサイクラー」で5万5千円程度と高額になっています。
安い他社製品でも2万円程度はしますので、購入をする時には性能と機能を考えて選ぶようにしましょう。

なお地方自治体の中には自宅で生ごみ処理機を購入するときに補助金を出すところもありますので、そうしたものも上手に利用していきたいところです。

牛乳パックを利用する

生ゴミ処理機というところまではいかなくても手軽にできる処理方法に、牛乳パックを使ったものがあります。
これは生ゴミを捨てるときに直接ゴミ箱に入れるのではなく、一回ごとに牛乳パックに入れてそれを袋に詰めて捨てるようにするという方法です。

普通、生ゴミは台所のシンクにある三角コーナーで一旦溜めてそれをゴミ箱に入れると思いますが、三角コーナーを撤去して水切りした生ゴミを牛乳パックに入れるようにしていきます。
そうすることでゴミが密封されるので虫がつきにくく、また臭いも外にもらさずにすむというメリットがあるのです。

新聞紙にくるむ

生ゴミの嫌な臭いの原因になっているのは水分です。
水が温まることにより雑菌の繁殖がしやすくなってしまいますので、生ごみ処理機などではまず最初に乾燥をさせてから細かくしていくという構造をしています。
ですので生ゴミが出たときに軽くでも水切りをしておくことにより、腐敗を防ぐことが可能になるのです。

そのための手軽な方法が、新聞紙にくるむことです。
新聞紙は大変吸湿性が高いので、生ゴミを包んでからゴミ箱に入れることにより食品から水分を吸い取り臭いを防いでくれます。
このとき注意したいのが、包んだ新聞紙をビニール袋に入れないということです。