冬には欠かせない土鍋
冬になると多くの家庭で鍋が食べられます。
鍋は一人暮らしでもオススメの料理です。
簡単に作ることができて、なおかつ一度の食事でたくさんの食材が使えます。
また、鍋つゆを変えることで様々な味のバリエーションが楽しめます。
そのため具が同じでも味が違うだけで全く違うものになるのです。
夜ご飯に鍋として食べた際に取り分けておけば翌日の朝食で鍋を使ったうどんや雑炊を作ることができ、時短にも便利です。
このように私たちの食生活を支える鍋を作るのに欠かせないのが土鍋です。
土鍋は冬にしか使わないというのはもったいありません。
四季を通して土鍋は活用することができます。
土鍋でお米を炊く
土鍋でご飯を炊くと美味しい、ということは誰もが一度は聞いたことがあることです。
また土鍋で炊くとなれば、火加減や水加減の不安があるために美味しいとわかっていてもなかなか挑戦できないという人も少なくありません。
しかし、土鍋でご飯を炊くのは決して難しくありません。
特に最近は断捨離ブームが進んでおり、自宅にあるものを減らすことが流行しています。
家庭によっては炊飯器を断捨離して土鍋でご飯を炊いているところもあるくらい土鍋でご飯を炊くのは簡単なのです。
最近のガスコンロにはオート機能がついています。
そのオート機能のほとんどに炊飯モードがあります。
これは、ガスにかけるだけで勝手に火加減をしてお米を炊いてくれるというモードです。
そのため、難しい火加減を自分で調整することなく土鍋でお米が炊けるのです。
水加減についても1合あたり220ミリリットルが基本であり、これは計量カップで測れば良いだけです。
土鍋に目盛りがないからといって不安になる必要はありません。
このように土鍋でお米を炊くのは決して難しくないのです。
なれてきたらアレンジレシピとして炊き込みご飯やパエリア、鯛飯を楽しむこともできます。
これらはおもてなしメニューとしてもオシャレですし料理上手にも見えるレシピですから是非挑戦してみましょう。
煮物や煮込み料理もできる
土鍋は保温性が高くじっくりと温度が下がっていきます。
そのため朝のうちに調理をしてしっかりと温めたら新聞紙やタオル、毛布で包んでおいておくと夕方まで暖かい状態を維持できます。
これはただ温かい状態を維持するのではなくじっくりと温めることで煮崩れを防ぐことができますし味がしみやすくもなります。
煮物の味のしみ加減や煮込み料理の野菜や肉のほろほろとした仕上がりも放置して作ることができるのです。