敷物の手入れ方法

敷物はクリーニングに出さなくても手入れができる

昔は部屋に敷いている絨毯はクリーニングに出すことが一般的でした。
高級な絨毯を敷いているという家庭も多かったですから、どうしてもメンテナンスのためには自宅で洗うことよりはクリーニングが利用されることが多かったのです。

しかし、子供がいる家庭では絨毯にお茶をこぼしてしまったりお絵描きの時に汚してしまったりすることもあります。
このような時に絨毯にシミが残ってしまうとどうしても子供に強く当たってしまうこともあるものです。

また、最近では生活の整え方や家への向かい合い方も変わってきており、自宅のインテリアについても考え方が変わってきています。
プチプラと言われるリーズナブルで可愛いものが増えてきたこともあり、自宅のインテリアを楽しむにあたって高級なものが良しとされるのではなく、リーズナブルなものも取り入れて自分の好きなもので統一するということが広まりつつあります。
そのため、昔のような高級な絨毯を敷くという家庭は減りつつあるのです。

リーズナブルなラグであればセルフメンテナンスで十分に対応ができます。
そこで、ここでは敷物の手入れ方法を紹介していきます。

日頃の手入れはどうするのか

一般的にはコロコロと粘着テープを転がして汚れを取ったり掃除機をかけたりするものです。
掃除方法としてはこれで問題ありません。

頻度としてはリビングで週に2回、寝室で週に3回ほどが理想的です。
リビングの方が人の集まる場所で動きがあるので汚れそうですが、寝室は布団があるためにホコリが出やすくそのために寝室の方が掃除頻度は多いです。

掃除が好きな人やキレイ好きな人は毎日掃除したいと思うかもしれません。
しかし、毎日すると敷物を傷めるのでこのくらいの頻度が理想的です。

掃除機の使い方は毛並みを起こす方向にゆっくりと吸いこんでいきます。
急いでガーガーと動かすと吸引力が弱く吸い上げられないですし敷物を傷めます。
粘着クリーナーを併用すると、掃除機が吸い上げきれず浮いている汚れを粘着クリーナーが取り除いてくれてよりキレイにすることが可能です。

ガムがついたら

ガムがついたら捨てるしかないと思われがちです。
しかし、ガムも取ることができます。

まずは、ビニール袋に氷を入れてガムに押し当てます。
しばらく冷やすと固まるので固まったら剥がすだけです。

これでほとんどが取れますが一部残ってしまうことがあります。
その時にはガムテープを押し当てて取ると残っているものも取ることができます。