おしゃれな部屋を作るのは、服装をおしゃれにするよりも簡単です。
ファッションは流行がありますから、流行を意識してアイテムを取り入れなければならないですし、気に入っているものでもその時の流行りでなければクローゼットに眠ることになりますよね。
このように、おしゃれを取り入れるというのはとても大変なことでもあるのです。
インテリアにも流行はありますが、洋服ほど簡単に家具を買い替えることはできないので、ある程度流行を意識しつつ、好きなインテリアを長く楽しむという風潮が多いです。
インテリアを楽しむには色が重要
部屋のインテリアを楽しむためには、部屋にいることが楽しくなるように、居心地の良い部屋を作ることがとても重要です。
それを叶えるためには、配色がとても大きな影響を与えます。
例えば、看護師はピンクのエプロンをしていることが多いのは、温かみのある色を身につけることで、症状の痛みを緩和すると言われています。
この法則は、部屋のインテリアを考える際にも当てはまるのです。
落ち着く部屋を作りたいと思えば、戦いの色である赤をメインとした部屋は不向きです。
癒されたい、落ち着きたい、と思っている人は赤ではなく、青や緑などを取り入れると、居心地がよいと感じられるでしょう。
このように、色というのは意識として私たちにとても大きな影響を与えるのです。
部屋の色は3色にまとめるのが理想的
一般的に、部屋の色は3色にまとめるとおしゃれに仕上がりやすいと言われています。
外国の住宅にあるようなカラフルな部屋は可愛く憧れるものですが、色が多くなればどうしてもごちゃごちゃした印象を与えますし、それなりのセンスも必須です。
その点、3色であれば部屋に統一感が生まれておしゃれな部屋に仕上がります。
多くの住居は、壁は白く、床のフローリングは茶色です。
そこで、壁の白とフローリングの茶色を主軸に置いて、アクセントにあと1色を入れることができれば、十分おしゃれに仕上がりますよ。
白と茶色、アクセントカラーの3色に揃える際には全く同じ色にする必要はありません。
例えば、キャビネットを白にしようと思った時には壁と全く同じ白にする必要はなく、同様に色を揃えるためにカーテンを白にしようと思った場合には真っ白にしなくてもクリーム色やベージュでも問題ないのです。
アクセントカラーとしてまとめやすいのは、グリーンです。
グリーンであれば、差し色として観葉植物を置くだけで十分に仕上がりますし、ラグをグリーンにしても壁の白が映えますし、床の茶色とも相性が良いです。
明るいグリーンにすれば部屋が明るくなりますし、カーキのようなくすんだ色にすれば部屋が大人な雰囲気に仕上がります。